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ルウェンゾリ山地登山について
ルウェンゾリ山地の魅力
世界中の多くの登山家を魅了してやまないルウェンゾリ山地。その魅力は、最高峰の高さではなく、多様性のある豊かな自然自体にあります。
赤道直下の緑の熱帯雨林は登山2日目に雲霧林に変わり、ロベリアや永久花などの高山植物が現れます。翌日、ロベリアが生える神秘的な湿原を過ぎるあたりで、森林限界を超え山の斜面に生息するのはセネシオのみになります。その先、岩場が始まり植物はめっきり少なくなり、最後に氷河に到達します。
ルウェンゾリ登山は、このような毎日異なる風景に出会い、それぞれの美しさにうっとりとさせられます。
最高峰の登頂にはロープ・ワークなどの技術が必要ですが、登頂のない周回コースのセントラル・サーキットは体力と気力があれば初心者でも登れます。また、周回コースでもルウェンゾリの自然の魅力を満喫できることは間違いありません。
ルウェンゾリ山地の登山環境
管理局
ルウェンゾリ山地国立公園はウガンダで唯一ウガンダ野生生物管理局が直接運営していない国立公園です。ルウェンゾリ山地の麓の地元社会が構成したNGOのルウェンゾリ・マウンテニアリング・サービス(RMS)が、登山サービスを提供し山小屋などの管理もしています。
山小屋
ルウェンゾリ山地には立派な山小屋がありますので、テントは必要ありません。小屋の近くに川など水汲み場があります。
日程
* セントラル・サーキット
登頂なし、6泊7日間の周回コースです。
* マルゲリータ登頂
8泊9日、最高峰のマルゲリータ峰を登頂するコースです。RMSの基本日程は7泊8日に短縮されたようですが、弊社では8泊9日を勧めています。途中で高山病の症状が出た場合や悪天候の場合の予備日としての意味合いと、余裕のない日程は事故につながりやすいことが理由です。
山中で時間が余った場合は、ルウェンゾリの自然をゆっくりお楽しみください。
登山の時期
1-2月、6-7月の乾季の時期がルウェンゾリ登山に適しています。ルウェンゾリ山地は乾季でも雨が降るほど、雨の多いところです。雨季は湿原のぬかるみがかなり深くなり、岩場の表面には氷が張るなど登山は困難になります。
登山の予約について
山小屋の収容人数の関係で、登山の予約を入れる必要があります。予約システムはなく、支払いをもってのみ予約の確認が可能です。
登山用具
(登山料には含まれません。)
*長靴
ルウェンゾリ登山の半分以上は長靴で歩きます。湿原を歩き、川を渡ることもあるので、丈の高いものがお勧めです。岩場は滑りやすいので、スパイク付きのものが有利です。
*登山靴
登頂をされる方は氷河の上を歩くので、アイゼンを装着可能な防水の登山靴が必要です。
*寝袋・防寒具
マイナス10度まで対応のものをお勧めします。
*雨具
雨の中を長時間歩くこともありますので、ゴアテックスのような素材のものをお勧めします。
*リュック
雨が降る度にザック・カバーをかけるのも面倒なので、防水のリュックがお勧めです。
*ストック
登山事務所で材木を切って作ってもらうことも可能です。
*手袋
防水で寒さに耐えられるものが必要です。
*日焼け止め、サングラス
氷河の上は照り返しが強いので、日焼け止めとサングラスが必要です。
*帽子
雨が降ることを考えると、防水のものがお勧めです。
*アイゼン
氷河のとりつきは軽い氷壁なので、氷河全体もがちがちのアイスです。アイゼンは爪が10本以上のものをお勧めします。
*ハーネス
登頂直前の岩登りで必要です。RMSから借りることができます。
*ロープ
RMSでも借りることができますが、命にかかわるものなので、ご自身のものを持参されることをお勧めします。
*アイス・アックス
RMSから借りることができます。
食事について
(登山料に食材、調理器具とコックは含まれません。)
* 公園所属のコックを雇うことができます。食材が日本食だと上手く対応できないこともあります。体力のある方はご自身で調理をされて、コックには水汲みや皿洗いなどを手伝ってもらうのも一案です。
* 登山事務所から大きなガスボンベを有料で借りることができます。火力が強く短時間でお湯が沸かせて便利です。
注意点
* ガイド ルウェンゾリ山地は経験のある登山者しか来ていなかったためか、ガイドが登山者の経験を確かめずになるべく上に上げようとする傾向があります。例えば、ガイドがロープワークの未経験者に登頂を許可した場合
等でも、ご自身で再度危険性を判断をする必要があります。ガイドが却下した場合は、必ずそれに従わなければなりません。
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ガイド 時々下山を早くして、日程を短縮したがるガイドがいます。下山を急ぐのは事故の原因になりますし、また自然をゆっくりと楽しむことができなくなります。それを希望されない場合は、日数分の支払いをしていることを主張してください。
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高山病 標高4千メートルのブジュク小屋で高山病の症状がでることが多いようです。異常のある場合は、ブジュク小屋でもう1泊するか、一旦ジョン・マッテ小屋まで下りて様子を見てみましょう。ガイドが下山を決定した場合は、必ずそれに従わなければなりません。キタンダラへ行くルートは一旦4,200mまで上がりますので、症状を悪化させることになります。
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ポーター 基本料金にポーター二人(合計25キロまで)が含まれます。25キロ以上荷物のある方は、別料金でポーターの人数を増やすことも可能です。一人12.5キロまでです。
エコツーリズム
ルウェンゾリ山地で登山サービスを提供するRMSのメンバーの殆どは、麓のイバンダ村周辺のコンジョ族の出身です。彼らはもともと山に依存する生活をしており、以前は山から木を切り出して木材にし、山に住む動物を捕まえて食料にしていました。ルウェンゾリ山地が国立公園になってからは、観光から得る収入で生計を立てています。また、RMSは登山サービスからあがる収益から、地元の学校に図書を寄付したり、村に診療所を作ったりと、地元社会を支えています。
観光によって自然が守られ、またそれが地元社会に還元される、理想的なエコツーリズムといえます。
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